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普段、寝る前にはスマホの音を消しておくんだけど、消し忘れたまま寝てしまい、
早朝の父からのLINEで目覚める。
祖父が救急車で運ばれたとのこと。えええ!
結局、血圧はかなり下がっていたものの、腸炎とのことで、意識もあるし、命に別状はなくて一安心。
北海道の遠さがもどかしい。

打ち合わせへ。
寒さを恐れて厚着した結果、
電車の中でかなり汗ばむという、真冬あるあるに。打ち合わせ場所が、初めて訪れる会社だったんだけど、
会議室が豪華で「最後の晩餐」っぽかった……。
今までに経験がないことに挑戦できるのは嬉しい。
相手にも自分にも納得できるものを書けるように頑張りたい。

夜、21日(土)~29日(日)まで開催される、
小説家・西加奈子ちゃんの絵の展示「i」へ。
ご招待いただき、一足先に内覧させてもらう。
会場には、同行の友だちともども、迷いながらの到着。
たくさんのお花が届いていて、どれも綺麗だった。
タイトル通り、加奈子ちゃんの新刊『i』(ポプラ社)の表紙にもなっている絵の展示。
少しずつコラージュのように展示されているのかと思いきや、
壁を何面も使った、かなりダイナミックなものだった。
激しい、と思ったけど、その直後に、優しい、とも思った。
多くのものが同居している絵だった。
加奈子ちゃんに笑顔で迎えてもらって、
加奈子ちゃんの絵に囲まれて、
このうえなくあたたかな空間だった。
そんな中でも社会学者の古市くんは、誰かをけなすことでしか他の誰かをほめられなくて、相変わらずだったけど。

来ていた友人たちと、近くの中華料理店(通りがかり)でごはん。
主に作家ばかりの総勢12名。久しぶりに会う友だちも多くて嬉しい。
これ、みんな星座違って、12星座揃ったらおもしろいね!
とKさんが言ったけど、もちろんそんなことはないとわかっていたので、
Kさん以外の誰も確かめようとすらしなかった。
1人の恋人のだめさを聞いたり、
そこから別の1人の過去の恋人のだめさを教えてもらったり、
映画「この世界の片隅に」の感想を話し合ったり。
小説家はほんとクレイジーな人ばっかりだなあ、わたしは平凡だなあ、と思っていたのだけど、
後半、ある話題において、わたし1人が孤立するというまさかの話の展開に。
必死に弁明するも、すればするほど、クレイジーというか「離島」扱いされる。
1対11という、そうそうない構造だった。
離島で強く生きていこうと思う。早く大陸に行きたいけど。

そのまま何人かで別の居酒屋に流れて二次会(三次会?)。
Kさんが全方位に失礼な発言をさんざん繰り返していておもしろかった。
久しぶりに好きなレストランに行く約束をした。嬉しい。
人生が経費、という、名言なのかそうじゃないのかわからない発言が頻出していた。

以下は加奈子ちゃんの展示情報。
お近くの方はぜひ!

西加奈子展示「i」
1月21日(土)~29日(日)
東京都千代田区外神田6-11-14-2F
AI KOWADA GALLERY
14-18時