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「真夜中のニャーゴ」最終回。
21時半前にスタジオ入り。
ニャーゴ開始時は毎週のように目にしていたお台場の観覧車、しばらく見ることもなくなるんだなあ。
観覧車は実際に乗るよりも、外から見るのが断然好き。
(マーブルチョコの思い出はあるけど、それはわたしの思い出ではないし)
遠くから撮影。

局内に入り、ヘアメイク室へ。
メイクさんが、マスカラはなしで大丈夫でしたよね(マツエクしてるから)、と確認してくれる。
ほぼ毎回違う人に担当してもらうことが多く、いつも新鮮な気持ちだったんだけど、
今日メイクを担当してくださったのは前にもやってくれた人で、
マスカラ不要だということを覚えてくださっていたらしい。
完全に素人にすぎないわたしの情報で記憶の一部を使わせてしまって申し訳ないなあという気持ちと、
ありがたさと、切なさ。きっともうここでこの人にメイクしてもらうことなんてないんだろうな。
お礼を言って打ち合わせ室へ。

打ち合わせ室で、他曜日のMCの方と顔合わせ。
2年もやらせていただいていたというのに、ほとんどが初対面。
ベボベ小出さん、南波一海さん、羽田くん、椿姫彩菜さん、金田淳子さん、わたし。
やまもといちろうさんは最終回も安定の遅刻とのことで、むしろ安心する。
付け句短歌が想像以上に届いていたことで、選ぶのに一苦労。
また、ハガキやメールも想像以上の数。読みきれないほど。

やまもといちろうさんが滑り込んで、全曜日MCでの生放送開始。
放送が始まってからのことは、正直あまり覚えていない……。
仕切りの椿姫彩菜さんの見事さや、
わたしだったら絶対仕切りたくないなあと思ったことや、
ハッシュタグをつけてつぶやいてくださってる方があまりにも多くて、つぶやきがすごい速度で流れていくことや、
スタジオの隅に用意してあったクロワッサンやアイスはいただいたけど、
狙っていたサンドイッチがもう品切れだったことなど、
断片的な記憶。
23時過ぎに始まり、MC陣もスタッフ陣も予想しなかった27時半過ぎ終了。まさかの4時間半超え!
出演者も疲れたけど、最初から最後までご覧くださっていた方々に頭が下がる……。
本当にありがとうございました。
楽屋で最後の挨拶を交わしながら、
予定はまるでないけど、
またきっと会えたりできるんじゃないかなあ、という根拠のない前向きな気持ちになった。
きっと同じような気持ちの方が他にもいらっしゃったと思う。
そして小出さんには発売前の、Base Ball Bearアルバム「光源」をいただいてしまった。嬉しい……!

二年やらせてもらった番組ということで、
もちろん一言で言いあらわせるわけはないんだけど、
この番組をきっかけに、
一冊でも、必要な人のところに必要な本が届いていたのならいいなあ、と思う。思いというより願い。
そしてニャーゴがなくなっても、羽田くんも朝井くんも他の出演者の方ももちろんわたしも、
執筆活動は続けていくので、
ニャーゴを入り口にした方が、
ほんの少しでも興味を持ってくださり、本が売れるといいなと思う。
本が売れない現状は本当に苦しい。
見えないくらい微力なものだったけど、
ニャーゴがどこかで、
誰かの読書熱を上げることができていますように。
ご覧くださった方、本当にありがとうございました! またね!